2024年3月12日、ロサンゼルスで開催された第96回アカデミー賞授賞式。華やかなレッドカーペットには、今年も個性豊かなスターたちが集結し、ファッションファンを魅了しました。

トレンド：シックな黒、遊び心のあるカラー、そしてペプラム

今年のレッドカーペットで目立ったのは、シックな黒のドレス。サンドラ・ヒュラーはドラマティックなスキャパレリを着用し、エレガントな雰囲気を漂わせていました。一方、初のノミネートを果たしたアメリカ・フェラーラは、バービー人形を彷彿とさせるピンクのチェーンメイルのアトリエ ヴェルサーチェで遊び心のあるスタイルを披露しました。

また、エマ・ストーンとルピタ・ニョンゴは、ペプラムデザインのドレスで登場。近年トレンドとして復活しているペプラムは、女性らしい曲線を強調し、洗練された印象を与えます。

独創性を放つ個性派スタイル

今年のレッドカーペットでは、個性的なスタイルも注目を集めました。映画「ウィキッド」の主演を務めるシンシア・エリヴォは、カスタムメイドのルイ・ヴィトンとエメラルドグリーンのネイル、そして坊主頭という大胆なスタイルで登場。ファッションアイコンとしての地位を確立しました。

日本人の視点から見る今年のレッドカーペット

日本人の視点から見ると、今年のレッドカーペットは、ハリウッドの華やかさとトレンドを存分に楽しめる内容でした。特に、黒、ピンク、ペプラムといったトレンドカラーやデザインは、日本の女性にも取り入れやすい要素と言えるでしょう。

一方、エリヴォのような個性的なスタイルは、日本のファッションシーンではまだ馴染みがないかもしれません。しかし、彼女のスタイルは、固定観念にとらわれない新しいファッションの形を提示していると言えるでしょう。

ハリウッドの光と影

今年のアカデミー賞レッドカーペットは、ハリウッドの光と影を象徴するような内容でした。定番のスタイルと独創的なスタイルが共存し、多様性を尊重する現代社会を反映しているようでした。

今後もハリウッドのファッションから目が離せません。